あいさつ

研究室について

 

  原子配列(結晶構造)と材料特性との相関に注目した研究を行っています。研究テーマは、①水素吸蔵合金の構造研究②軽量Al合金のECAP加工による特性向上のための研究の中から選択することになります。どちらのテーマも合金作製、特性評価、構造解析を一貫して行い、基礎研究を展開していきます。どちらのテーマも新規合金、新規相、新規材料特性の発見を目指していきます。 学会発表や産総研(つくば)、北大等との共同研究を通じて実践力の向上を目指します。本人の希望や生活環境を考慮し、本学大学院進学希望者を対象に産総研(つくば)への派遣も検討しています。
  来年度は、博士前期課程3名+4年生で研究室は構成されます。研究室では、「物事を深く考え、自らの考えで行動し続けれられる」人材育成を心がけています。キャリア教育の一環として、企業訪問や他研究室・企業との共同研究も積極的に進めています。 研究室ゼミでは、発表や文章作成スキル向上を中心に進めています。1年目は、アカデミックスキルズを用いて、レポートの書き方・プレゼン方法・グループワークスキル向上を中心に 展開していきます。茨大大学院(量子線科学専攻)へ進学希望の学生を歓迎します。

  • コアタイム 月~金 10:00-17:00 週1回のゼミ

    配属を希望する学生へ

      配属を希望する学生には、配属前に研究室見学することを薦めます。特に、先輩からの意見や普段の生活状況を良く聞くことで、どんな研究室であるかが容易に理解できると思います。 研究室の指導方針として、3年計画でスキルの向上を目指しています。  
     1年目:研究とはどんな事か・自分で深く考えるとは?  
     2年目:研究方向性を自ら提案 → いろいろな可能性の情報収集・自己分析できる力  
     3年目:実験・解析が上手くいかないなど、困難を自分で乗り切る力  
     
     研究に初めて挑む4年生には、以下の3項目を習得することが卒業研究の第一歩となります。  
      ・読み    
         文章表面のみの浅い部分だけではなく、本質まで読み込み理解すること。   
      ・書き  
         A4-1枚のレポートをきちんと仕上げる
         →構成、書くべき内容はレジュメ、就活ES、報告書、卒論、修論全て同じ
      ・PC  
          Word, Excel, Power pointが使いこなせるように
     

  • 日本金属学会会誌に掲載された研究室紹介記事のリンクです。
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/materia/54/9/54_54.471/_pdf

     連絡先  mail: kenji.iwase.fullback#vc.ibaraki.ac.jp #を@に変更して送信する。

    研究室情報

    研究室名 岩瀬研究室
    所在 〒316-8511 茨城県日立市中成沢町4-12-1
    茨城大学工学部構内 W3棟 203,204室
    研究内容 水素吸蔵合金、アルミ合金、結晶構造、力学的特性
    アクセス JR日立駅、JR常陸多賀駅から路線バスにて約10分

    周辺地図